リリーベルズペイントのブログ miki idomoto

アクリル絵具で描く 花と植物画の教室

アクリル絵具について(水彩画調)

アクリル絵具は、様々なメディウムを使う事で、まるで油絵のようにも、水彩画のようにも描ける魅力的な画材です。

 

こちら↓、じつは、アクリル絵具で描いた絵です。

 

スイレン

スイレン

水彩絵の具と同じく、アクリル絵具も、水で溶かして使用します。

(水彩調の表現力を高めるためのアクリル用メディウムもあります、画材店でいろいろと、お探しください。)

この絵は、メディムを使わず、水で薄めて描いたものです。

 

スイレンの花のすぐ後ろの葉の部分に、紫色がかかっているのが、分かりますか?

葉っぱの黄緑色がすでに乾燥しており、色にじみがないので、これは、これで、面白い表現になりました。

水彩絵の具と少し違う表現になっていることに、お気づきでしょうか。

 

色が全く滲まない状態で、上から色を重ねると、このような表現になります。

 

そして、中央部分の水面の滲みにご注目ください。

水彩らしい技法の ウェット イン ウェットです。たっぷりと水に溶いた(ここが重要)アクリル絵具を下地に塗り、それが乾かないうちに、透明な水に筆をつけて、

ポタっと水を垂らすと、ジワ〜と、絵具の濃淡が広がっていきます。

 

いかがでしょう?水彩絵具の代用になる面白いアクリル絵具。

 

以上、意外と知られていない、アクリル絵具の水彩画をご紹介でした( ◠‿◠ )。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また〜♪